印刷工程全体の進捗をリアルタイムで可視化、コニカミノルタがアプリ開発製造ITニュース

コニカミノルタは、印刷データの入稿から梱包、出荷に至るまでの工程全体の進捗状況をリアルタイムで可視化するWebアプリケーション「AccurioPro Dashboard JobManager」を発売した。印刷工程全体のコストをより正確に計算できるようになった。

» 2024年05月09日 10時00分 公開
[MONOist]

 コニカミノルタは2024年4月22日、印刷データの入稿から梱包、出荷に至るまでの工程全体の進捗状況をリアルタイムで可視化するWebアプリケーション「AccurioPro Dashboard JobManager」を発売した。

キャプション システム画面イメージ[クリックで拡大] 出所:コニカミノルタ

 同アプリケーションは、コニカミノルタが2022年に発売した印刷会社向けの「AccurioPro Dashboard」シリーズの新製品だ。各現場のオペレーターが進捗状況を適宜入力することで、管理者がリアルタイムに状況を把握し、指示を出せるようになる。これにより、双方向で状況確認するための時間や作業の抜けや漏れの発生を抑えられる。また、コスト分析の精度が向上し、印刷工程全体のコストをより正確に計算できるようになったことで、印刷物価格の適正化にもつながる。

 クラウドベースのWebアプリケーションのため、遠隔からモバイル端末で操作することも可能だ。外出先でジョブの進捗を確認でき、商談時などに状況に応じた追加注文を受けたり、新しい提案も行える。

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