物流施設内の作業最適化にAI活用へ、オカムラとGROUNDが資本提携を強化製造マネジメントニュース

オカムラは物流テックのGROUNDに追加出資し、資本提携を強化した。AIソフトウェアを活用して物流施設内の作業を適正化、省力化し、企業の物流改革に寄与する。

» 2024年04月08日 10時30分 公開
[MONOist]

 オカムラは2024年3月28日、物流テックのGROUNDに追加出資し、資本提携を強化すると発表した。

 両社は2016年5月、ロボット技術を活用した物流システム事業に取り組むため資本業務提携を締結した。大型/中型の物流施設への提案やプロジェクトマネジメントなどで実績を上げている。

 今回の提携強化で、AI(人工知能)技術を用いたソフトウェアを活用し、物流施設内の各工程における作業進捗や物流設備などの稼働状況、人員配置や作業効率を把握し、などの適正化を図る。人による作業を省力化して企業の物流改革に寄与する考えだ。

 オカムラは、GROUNDとの協業を通じて、AI技術を基盤としたソリューションの提供力やソフトウェア開発力の向上を目指す。

 GROUNDは、両社のソリューションやサービスでの営業連携や相互送客、連携提案などを進め、新たな顧客の獲得を目指す。また、GROUNDが開発したAIソフトウェア「GWES(GROUND Warehouse Execution System:物流施設運用管理システム)」の販路拡大に努める。

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