TeamViewerのエンタープライズARソリューション「TeamViewer Frontline Augmented Reality」が、SAPの「SAP Digital Manufacturing」に統合された。これにより、顧客企業は、製造工程における生産性の向上とミスの削減が期待できる。
TeamViewerは2023年4月14日(現地時間)、同社のエンタープライズAR(拡張現実)ソリューション「TeamViewer Frontline Augmented Reality(TeamViewer Frontline)」が、SAPの「SAP Digital Manufacturing」に統合されたと発表した。
TeamViewer FrontlineがSAP Digital Manufacturingに統合されたことで、技術者や製造現場の作業員が装着するウェアラブル端末にさまざまな情報を表示し、ハンズフリーで閲覧できるようになる。
これにより、ミスやダウンタイムの減少、安全性の向上、迅速なオンボーディングなどが見込める。さらに、SAP Digital Manufacturingと作業員間でデータの流れを共有することで、製造工程の分析や改善、可視性や効率性の向上が可能になる。業務の他、追跡、コンプライアンス、品質管理の改善と向上にもつながる。
今回の統合で、既に対応済みの「SAP Extended Warehouse Management」などを含め、設計から運用まで全製造工程でARソリューションに対応した。
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