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» 2022年03月28日 08時00分 公開

ソフトウェアデファインドビークル開発向けの車載統合プラットフォーム車載ソフトウェア

NXP Semiconductorsは、SDV開発向けに、車載統合プラットフォーム「S32G GoldVIP」を発表した。「S32G」プロセッサを使用し、SDVのリアルタイム処理やアプリケーション開発に対応する。

[MONOist]

 NXP Semiconductorsは2022年2月24日、SDV(ソフトウェアデファインドビークル)の開発を支援する、車載統合プラットフォーム「S32G GoldVIP(VIP:Vehicle Integration Platform)」を発表した。車載ネットワークプロセッサ「S32G」を使用し、SDVのリアルタイム処理やアプリケーション開発に対応する。同社Webサイトから入手可能だ。

キャプション 車載統合プラットフォーム「S32G GoldVIP」[クリックで拡大] 出所:NXP Semiconductors

 S32G GoldVIPは、Airbiquity、Amazon Web Services、Argus Cyber Security、Elektrobitが提供するOTAアップデートサービスやセキュアなクラウドサービスなどのソフトウェアを事前に統合している。仮想化ソフトウェア「Xen Project Hypervisor」とS32Gのスタンダードソフトウェア、レファレンスソフトウェアも統合しており、柔軟で適応性のある仮想Linuxマシンを提供する。

 ローカルおよびクラウドベースで、プロセッサ性能やメモリ使用量、ネットワーキング帯域幅、チップ温度などをリアルタイムで視覚化できる。

キャプション 「S32G GoldVIP」のブロック図[クリックで拡大] 出所:NXP Semiconductors

 主なユースケースとして、アクセラレーションと侵入検知機能を搭載または非搭載したCANおよびイーサネットゲートウェイ、イーサネットパケット統計値のモニタリング、車両−クラウド間のデータテレメトリーやOTAアップデートなどを挙げる。

 また、レファレンスデザインボード「RDB2」やサービス指向ゲートウェイリファレンスデザイン「GoldBox」と組み合わせることで、デスクトップ環境や実験室環境向け、車載アプリケーションの開発期間を短縮できる。

 今後、次世代の車載ソフトウェア標準「AUTOSAR Adaptive Platform」、車載向け機械学習(ML)ツールキット「NXP eIQ Auto」への対応とML推論処理の追加、コンテナオーケストレーションによる機能の拡充を予定している。

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