図3に状態遷移図を示す。
表1に扇風機シミュレーターの状態遷移表を示す。
処理の詳細を以下に示す。
プログラム開始時に以下の初期化処理を実行する。
アイドルモードで「運転ON/OFFボタン」を押下すると、下記を実行する。
運転モードでは、モーターを回転し、風を送風する。モードは、「弱」「中」「強」の3つ存在し、モードごとの目標回転数までモーターを加減速する。また、このモードで「運転ON/OFFボタン」を押下すると、動作管理ステータスを「減速モード」、運転管理ステータスを「OFF」に設定する。
以下に従って、モーターを弱速(低速)回転で運転する。
以下に従って、モーターを中速で回転する。
以下に従って、モーターを高速で回転する。
このモードでは、モーターが停止するまで、モーターを減速する。
このアプリケーションでは、物理的な機器(スイッチ、モーターなど)を備えていないため、ファイルで入出力(入力ファイル名:input.csv、出力ファイル名:output.csv)で動作を代用する。下記に詳細を示す。
ファイルから、「電源ON/OFFボタン」「モード変更ボタン」を入力する。下記に入力ファイルのデータ列を示す(表2)。
運転ON/OFFボタンステータス (0:それ以外 1:押下) |
モード変更ボタンステータス (0:それ以外 1:押下) |
|
表2 入力ファイルのデータ列 |
「項番(ログの記録回数)」「運転ON/OFFボタンステータス」「モード変更ボタン」「動作管理ステータス」「運転管理ステータス」「運転モード管理ステータス」「モーター回転数」を毎周期出力する。なお、数値を読み替えること。下記に出力ファイルのデータ列を示す(表3)。
項番 | 運転ON/OFFボタンステータス (0:それ以外 1:押下) |
モード変更ボタンステータス (0:それ以外 1:押下) |
動作管理ステータス (0:アイドルモード 1:運転モード 2:減速モード) |
運転管理ステータス (0:OFF 1:ON) |
運転モード管理ステータス (弱:0 中:1 強:2) |
モーター回転数 | |
表3 出力ファイルのデータ列 |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.