オリジナルマインドは、自分で組み立てられるキット式のデスクトップ型CNCフライス「KitMillシリーズ」の新製品「KitMill BS100」「KitMill BS200」の販売開始を発表した。KitMillシリーズのノウハウを結集した扱いやすさと豊富なオプションが特長で、教育現場から特定の加工用途まで幅広く活用できる。
オリジナルマインドは2021年10月25日、自分で組み立てられるキット式のデスクトップ型CNCフライス「KitMillシリーズ」の新製品「KitMill BS100」「KitMill BS200」の販売開始を発表した。
KitMillシリーズのノウハウを結集した扱いやすさと豊富なオプションが特長で、教育現場から特定の加工用途まで幅広く活用できるという。販売価格(税込み)は、KitMill BS100が19万8000円、KitMill BS200が21万8000円だ。
それぞれ加工範囲が異なり、KitMill BS100が幅150×奥行き100×高さ42mm、KitMill BS200が150×200×42mm(基板加工アタッチメント[別売り]装着時は、高さ28mm)。加工可能な材料は、樹脂、FRP(繊維強化プラスチック)、木材、アルミ合金全般、真ちゅうとなる。
新製品2機種は、KitMillシリーズのベーシックな機能を体現する、コンパクトサイズの基本仕様モデルという位置付けで、CNC加工を手軽に楽しめるよう、シリーズ最初期に開発された「KitMill BT100」および「KitMill BT200」のコンセプトを発展させ、さらに安定した加工性能を実現した。
また、前機種から部品形状を見直すとともに、使用されている樹脂部品の製造に射出成形を取り入れるなど、コスト削減を限界まで追求。メンテナンス性についても大幅に向上させているという。
取り付け可能な拡張用オプションとして、原点センサーセット、アルミハンドル3個セット、2段プーリー、30Wスピンドル化セット、基板加工アタッチメント、アルミ製加工テーブル、引きネジ型コレットチャック式スピンドル、薄型マルチバイスも用意する。
アルミハンドル装着時の本体サイズは、KitMill BS100が378.4×322.7×340mmで、KitMill BS200が378.4×322.7×440mm。重量はKitMill BS100が12.5kg、KitMill BS200が13.5kgとなる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.