TeamViewerは、SAPと戦略的パートナーシップを締結した。パートナープログラムに参画することで、SAPソリューションに同社のARワークフローソリューション「TeamViewer Frontline」を統合する。
TeamViewerは2021年6月17日、SAPと戦略的パートナーシップを締結し、SAPソリューションに同社のAR(拡張現実)ワークフローソリューション「TeamViewer Frontline」を統合すると発表した。
TeamViewer Frontlineは、スマートグラスなどのウェアラブルデバイス上で作動する。ARベースのリモートアシスタント機能などにより、技術者が遠隔地から現場作業員に対して作業指示を出すことができる。
今回、SAPのパートナープログラムに参画することで、TeamViewer FrontlineがSAPの資産およびサービス管理ソリューションに統合される。これにより、全ての作業工程は自動的にSAPのソフトウェアシステムに記録されることになり、後から工程を監査可能になる。
同社はパートナーシップにより、SAPのユーザーに対して、産業機械や部品製造分野のメンテナンス作業に向けたARベースのトラブルシューティングソリューションの提供が可能になるとしている。
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