国内産業用機器メーカーがFA事業を譲受製造マネジメントニュース

IDECのグループ会社であるIDECファクトリーソリューションズが、2021年4月30日付でスキューズのFA事業を譲り受けた。既存事業によって譲り受けた事業を補完、強化し、グループ全体で譲受事業の継続、拡大を図るという。

» 2021年05月28日 09時00分 公開
[MONOist]

 IDECは2021年4月30日、グループ会社のIDECファクトリーソリューションズが、同日付でスキューズのFA事業を譲り受けたと発表した。今後、IDECグループが一体となって、譲受事業の継続、拡大を図る。

 スキューズは、食品業界を中心にFA事業を展開しており、さまざまな顧客に対して生産工程を自動化するシステムなどを開発、生産している。IDECでは今回の事業譲受により、自動化需要が高まっている食品業界への事業拡大を見込む。

 また、既存のスキューズの顧客に対しては、IDECグループの製品などを組み合わせたトータルソリューションを提案していく。

 IDECファクトリーソリューションズは、工作機械や半導体製造装置などに関連するシステム製品の設計、受託生産といったシステムソリューション事業、協調安全ロボットシステム事業に注力している。これら既存事業により、譲り受けた事業を補完、強化しながらシナジー効果の拡大を目指すという。

⇒その他の「製造マネジメントニュース」の記事はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.