設備監視データを活用した設備保全効率化サービスの運用開始製造ITニュース

日立産機システムは、「FitLiveカスタマーサクセスセンタ」の運用を開始した。遠隔設備監視クラウドで収集する空気圧縮機の稼働実績データを分析し、不具合発生前の予兆診断や保守サポートのタイミングを最適化する。

» 2021年04月14日 09時00分 公開
[MONOist]

 日立産機システムは2021年4月1日、設備監視データを活用して設備保全を効率化するサービス「FitLiveカスタマーサクセスセンタ」の運用を開始した。

 同サービスは、同社の遠隔設備監視クラウド「FitLiveサービス」で収集する約8500台の空気圧縮機の稼働実績データを分析し、同機器の不具合発生前の予兆診断や保守サポートのタイミングを最適化する。また、複数台使用する際の最適な機器運用や省エネルギー化などにより顧客体験の向上を図る。

 今回は空気圧縮機のみを対象としているが、今後、マーキングシステムやホイスト、給水ポンプなどに対象機器を拡充する計画だ。

≫「製造ITニュース」のバックナンバー

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.