今度は、逃げのある曲げを作成する。これまで説明した作業手順を応用して、以下のようなベース板を作成する。板厚はデフォルトの「1mm」とした。
次に、切り欠きの奥のエッジを選び、曲げを作成する。ここではいったん、全く逃げがない状態で曲げ部(立ち上がり)が追加されている。
ここでは、曲げ逃げを板厚(1mm)の倍取ることにする。フィーチャーツリーでBendを選び、プロパティのパラメーター「gap1」と「gap2」のそれぞれに逃げ寸法「2mm」を入力する。さらに、「Prameters Relief」の奥行き寸法「reliefd」と幅寸法「reliefw」もそれぞれ「2mm」とする。
これで曲げ逃げが追加された。
展開しても、設定した曲げ逃げが考慮されることが分かる。
今回作成した板金モデルは、前回試したワークベンチ「TechDraw」で図面化することも可能だ。
しかし、残念ながら展開形状に関しては図面化できないようだ。Body配下に展開形状であるUnfoldをコピーした「BaseFeature001」を置いても読み込みができなかった。
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