加工組み立てライン向けMESソリューションの機能強化、PLC通信規格の対応を拡張製造ITニュース

日立ソリューションズ・テクノロジーは、加工組み立てライン向けMESソリューション「VCIM-PA」の機能強化版を発売した。対応可能なPLC通信規格やデータベースが拡充されており、VCIM-PAが導入しやすくなっている。

» 2020年04月02日 09時00分 公開
[MONOist]

 日立ソリューションズ・テクノロジーは2020年3月5日、加工組み立てライン向けMES(Manufacturing Execution System)ソリューション「VCIM-PA」の機能強化版を発売した。

 VCIM-PAには「PLC(プログラマブルロジックコントローラー)通信ドライバ」と「部材在庫管理」があり、どちらも機能強化が図られている。

 PLC通信ドライバは、従来の、MCプロトコル(三菱電機製)、FINSプロトコル(オムロン製)に加えて、今回新たにModbus TCPとタスクコード通信にも対応可能になった。

 部材在庫管理は対応データベースを拡張。従来のOracle製データベースに加えて、要望が多かったSQL Serverに対応した。今後、SQL Serverの利用範囲が拡大されることで、工程実績の登録などができるようになる。

 今回の機能強化により、VCIM-PAがより導入しやすくなった。価格は、PLC通信ドライバ、部材在庫管理ともにオープンとなっている。

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