リリースから4年半で開発を終了しますが、その使命は十分なまでに果たしたといえるでしょう。
2019年12月5日、AI(人工知能)ベンチャーとして知られるPreferred Networks(PFN)から衝撃的な発表がありました。同社の事業拡大を支えてきた、深層学習フレームワーク「Chainer」のメジャーアップデートの終了です。深層学習フレームワークといえば、主に海外の研究機関やITジャイアントが提案するものがほとんどであり、2010年代以降の第3次AIブームの中で常にAI後進国とされてきた日本の中で、PFNとChainerは独自の存在感を発揮してきました。
PFNがChainerの開発を終了しPyTorchへ移行、西川社長「非常に大きな決断」
PFNが深層学習プロセッサを開発した理由は「世界の先を行くため」
「ロボットはPCと同じ道をたどる」PFNが描くロボットの将来像
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AI×IoTのブレークスルーを生み出すPreferred Networks、原動力は成長と多様性Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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