次に、APにおける基本サービス群である、Adaptive Platform Servicesについて説明します。これらをAAから利用する際には、Communication Management(CM)を介します(Service-based)。
※7)なお、開発にあまり関わっていらっしゃらない方々の一部からは、「最初から正しく適切に作ればアップデートなど要らないのでは?」という疑問をいただいたこともあるのですが、そもそも「正しく適切に」という条件自体が時間の経過とともにどんどん変わっていくこと(以前はそれでよいとされていたことが、後にそうではないとされることも現実世界では少なくないということ)をご説明差し上げると、アップデートが必要であることをご理解いただけることが多いようです(他の項目よりも多少解説を多くしましたが、これは、UCMは若干理解しにくい部分とのアドバイスをいただいたためです)。
アーキテクチャ面の簡単な解説だけでもやはり結構なボリュームになってしまいました。次回は、Adaptive Methodologyについて見ていきましょう。
[1]AUTOSAR AP R18-10 EXP Platform Design(Explanation of Adaptive Platform Design)
[2]AUTOSAR FO R1.5.0 TR Release Overview(Foundation Release Overview)
[3]AUTOSAR AP R18-10 TR Release Overview(Adaptive Platform Release Overview)
[4]AUTOSAR FO R1.5.0 PRS LT(Log and Trace Protocol Specification)
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