沖エンジニアリングは、自動車産業向け品質マネジメントの新国際規格に対応した「IATF16949計測器校正サービス」を開始した。今後、計測器校正事業の対象機器範囲を拡大し、自動車産業向け計測機器校正の売上高増を目指す。
沖エンジニアリングは2019年1月16日、自動車産業向け品質マネジメントの新国際規格に対応した「IATF16949計測器校正サービス」を開始した。
2018年9月より欧米の自動車産業向け国際規格は、ISO/TS16949:2009からIATF16949:2016に移行している。それに伴って新規格で使用する測定器は、ISO/IEC17025認定試験所で国家認定機関マークが付いた校正証明書および試験報告書を受けることが義務付けられた。
同社は、ISO/IEC17025校正事業者として製品評価技術基盤機構および米国試験所認定協会より認定を取得しており、新規格においても電子計測器、EMC関連測定器などの校正業務を行える。
同社では、今回のサービス開始に当たり、計測器校正事業の対象機器範囲を拡大するとともに、人員を倍増する。2020年度は、2017年度の10倍となる自動車産業向け計測機器校正の売上高を目指すとしている。
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