「オープン」って何かイメージのいい言葉ですよね。
日本の製造業の欠点を挙げるときに「自前主義」「保守的」「スピード感がない」といった言葉をよく聞きます。現在、製造業のIoT(モノのインターネット)活用に注目が集まっていることもあってか、その欠点がよりフォーカスされやすくなっています。
そして、これらの欠点をあらためたことをアピールするために最近よく聞くようになった言葉が「オープン」です。他にも「オープンイノベーション」「オープンソース」「オープン性が高い」などMONOistの記事にも「オープン」はよく登場しています。
ただここで常に疑問に感じているのが、そこでうたっている「オープン」の意味です。いったいどれくらい開かれているのかが、編集記者である私にはよく分からない「オープン」が多いのです。
最近あった2つの発表会でも「オープン」をうたっていたので、質疑応答の際にオープンの意味について聞きました。
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