米SAS Instituteは米Cisco Systemsと提携し、「Cisco UCSサーバ」と「SAS Analytics」を統合したIoT向け分析ソリューション「Cisco SAS Edge-to-Enterprise IoT Analytics Platform」を発表した。
米SAS Instituteはこのほど、米Cisco Systems(Cisco)と提携し、「Cisco UCSサーバ」と「SAS Analytics」を統合したIoT(モノのインターネット)向け分析ソリューション「Cisco SAS Edge-to-Enterprise IoT Analytics Platform」を発表した。
同ソリューションは、CiscoのIoTゲートウェイと「SAS Event Stream Processing」を融合し、データを生成するデバイスやセンサーの近くで「流れているデータ」に対して分析モデルを素早く適用できる。その結果に基づいて、アラートを起動したり、保存に適したデータか転送して定義を行う。
また、関連するデータセットをエッジで特定し、データセンターやクラウドに転送。そこで別のエンタープライズデータと結合して、コンテキストを作成する。それを可視化したり、データマイニングや機械学習などの分析手法を適用することで、より深い洞察を導き出し、新たな分析モデルを作成できる。
エッジとデータセンター、クラウドとを接続するインフラストラクチャと、さまざまなネットワーク層におけるアナリティクスの管理サポートはCiscoが提供する。
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