カブクは、グローバル製造プラットフォーム事業で三菱商事と業務提携する。三菱商事のグローバルネットワークを活用し、カブクが提供する金型などのオンデマンド製造サービス「Rinkak MMS Connect」をグローバルに展開していく。
カブクは2016年11月8日、グローバル製造プラットフォーム事業で、三菱商事と業務提携することを発表した。三菱商事のグローバルネットワークを活用し、カブクが提供する試作品・特注品・金型のオンデマンド製造サービス「Rinkak MMS Connect」をグローバルに展開していく。
同提携によりカブクでは、Rinkak MMS Connectで扱う3Dプリンタを使った試作・特注品のデジタル設計・製造サービスの強化を図る。具体的には、三菱商事が販売する金属3Dプリンタによる金型設計や製造の受託サービスをRinkak MMS Connectと組み合わせ、切削・加飾・各種量産品の製造まで対応範囲を拡大する。
併せて、産業用3Dプリンタやマシニングセンタなどを保有するデジタル製造工場向けに、基幹業務クラウドサービス「Rinkak MMS(Rinkak Manufacturing Management Service)」の機能を拡張する。同サービスでは、人工知能を活用し、定型化が困難な試作品や特注品、金型の製造方法の最適化と製造委託先工場の選択を行う。
また、商品やサービス開発におけるノウハウの提供、ハードウェアのデザインモックアップや機能試作品の製造などに加え、オープンイノベーション領域での人材流通も図る。
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