IDCフロンティアは、ディープラーニングに対応できるGPUを搭載した、高性能GPUコンピューティングをクラウドサービスで提供する。サービス開始は、2016年第3四半期を予定している。
IDCフロンティア(IDCF)は2016年7月28日、高性能GPUコンピューティングをクラウドサービスで提供することを発表した。ディープラーニングに対応できるGPUを搭載したもので、2016年第3四半期(10〜12月)に提供を開始する予定だ。
今回発表されたGPUコンピューティングは、米NVIDIAの「NVIDIA Tesla GPUアクセラレータ」をサーバに搭載し、ディープラーニングに不可欠となる、高度な処理能力を備えた最上位の仮想マシンとして提供される。演算処理能力は、同社が提供する「IDCFクラウド」のハードウェア専有タイプで最上位の「highio.5XL128」(CPU 40コア、2.5GHz相当)の約20倍になるという。
このサーバをクラウドにて提供することで、ユーザーは強力なコンピューティングパワーを必要な時に利用でき、処理基盤の構築や維持・運用の時間、コストを削減できる。利用料金は従量料金を予定している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.