ここではArduinoとESP8266がパブリッシュした値を、スマートフォンにインストールしたIoT MQTT Dashboardで見ることにします。次の図はSubscription設定です。
「Friendly name」はアプリの中でこのサブスクリプション設定を呼び出す名前ですので、適当に分かりやすい名前を付けてください。筆者はフォトセンサーがCdS(硫化カドミウム)なので、その名前をそのまま使いました。
次に「Topic」ですがこれはパブリッシャ側のトピックと合わせる必要があります。今回は“arduino/a2/”とします。そしてメッセージが数値に限られる場合はこの「Is Numeric」をチェックしておくとよいでしょう。このトピックの履歴を表示させたとき、下の図のようにグラフ化して表示されます。チェックしてない場合はスクロールテーブルとしてメッセージが表示されます。
今回は部屋の明るさをパブリッシュして、スマホでそのメッセージをサブスクリプションしてみました。次回はArduinoとESP8266側をサブスクライバーにします。そしてスマホからの操作でArduinoにつながったLEDをON/OFFしてみます。お楽しみに。
MQTTで始めるIoTデバイスの作り方 第4回:ArduinoをMQTTブローカーに接続する
MQTTで始めるIoTデバイスの作り方 第3回:ESP8266でMQTT
MQTTで始めるIoTデバイスの作り方 第2回:MQTTのプロトコルを解析して挙動を理解する
MQTTで始めるIoTデバイスの作り方 第1回:「MQTT」を知り「Mosquitto」を導入するCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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