日立ソリューションズ東日本は、「第27回 設計・製造ソリューション展(DMS2016)」において、需要予測・需給計画ソフトウェア「Smoothie(スムージー)」を展示した。スポーツ用品やホビー用品、アパレルなどの業種の他、海外製品を国内で販売/国内製品を海外で販売する商社などが対象となる。
日立ソリューションズ東日本は、「第27回 設計・製造ソリューション展(DMS2016)」(2016年6月22〜24日、東京ビッグサイト)において、需要予測・需給計画ソフトウェア「Smoothie(スムージー)」を展示した。
同社は需要予測や発注計画に用いるソフトウェア「SynCAS」の最新バージョン「SynCAS 3.0」を2016年3月に発表している。SynCAS 3.0は、発注頻度が日次から週次と高く、納入リードタイムも短い、家電・機械製造メーカー、小売業、卸売り業、消費財製造メーカー、家電・機械保守サービス業向けとなっている。
これに対してSmoothieは、発注頻度は週次から月次レベルで、納入リードタイムが数週間〜数カ月と長い業種向けとなる。例えば、季節ごとにトレンドを予測して製品開発と生産を行うスポーツ用品やホビー用品、アパレルなどだ。海外製品を国内で販売/国内製品を海外で販売する商社や事業部門も対象となる。
SynCASが日立ソリューションズ東日本の自社開発であるのに対し、Smoothieは米国のDemand Worksが開発したソフトウェアである。国内向けの日本語化と販売を日立ソリューションズ東日本が担当している。なお、北米では約360社の導入事例があるという。
「需要予測や需給計画、発注計画のやり方は業種によって特性が異なる。SynCASだけでなくSmoothieも展開することで、広範な業種に対応していきたい」(日立ソリューションズ東日本の説明員)としている。
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