オムロンの家庭用ネットワークカメラ「家族目線」に、法人向けアプリ。低価格なネットワークカメラで客層分析やヒートマップ表示が行える。いまなら無償でダウンロード可能だ。
オムロンは2016年5月30日、同社家庭用ネットワークカメラ「家族目線」(HVC-C2W)に導入することで、客層分析など法人向け需要の機能を持たせることができるアプリケーション「マーケティングアプリ for Windows お試し版」を期間限定提供すると発表した。
「家族目線」購入者に向けた提供で、2016年6月1日よりダウンロード可能となる。本ソフトウェアの有償版が同年7月に販売開始される予定となっており、お試し版のダウンロード者は無償で有償版へのアップグレードが行える。
本ソフトウェアはカメラに写った顧客の年齢や性別を分析できる「客層分析」や、撮影エリア内で滞在していた位置を視覚的に確認する「ヒートマップ」の機能を搭載。有償版では加えて、時系列での分析や分析結果の詳細表示などの機能が利用できる。
対応するPCのOSはWindows 7(32bit版)で、お試し版のダウンロード可能期間は2016年6月1日〜同年7月20日の予定。無償版提供は購入者特典であるため、ダウンロード申し宇込み時には所有する「家族目線」のMACアドレス入力が必要となる。
「家族目線(HVC-C2W)」は撮影した映像をスマートフォンやタブレットから確認できる一般向けネットワークカメラ。無線はIEEE 802.11b/g/nに対応し、映像の最大解像度は1280×720ピクセルとなる。価格は2万9800円。取得した映像情報に対して「顔検出」や「表情推定」など人の状態を把握する13のセンシング機能を有しており、それらの情報(API)もWebサイトやGitHubなどで公開されている。
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