スパンションとの合併でポートフォリオを強化したサイプレス。ET2015ではメモリはプログラマプルSoCなど旧来から強みあるデバイスはもちろん、“新生サイプレス”の全容を紹介する展示となっている。
2015年11月18〜20日の3日間、パシフィコ横浜で組み込み関連の最先端テクノロジーや基盤技術が多数集結する「Embedded Technology 2015/組込み総合技術展(以下、ET2015)」「IoT Technology 2015」が開催される。
ET2015の開催に先立ち、アイティメディアが運営する組み込み/エレクトロニクス関連メディア「MONOist」「EE Times Japan」「EDN Japan」では、ET2015/IoT Technology 2015の特設ページをオープンし、来場予定者や来場検討されている方々に向け、注目企業の見どころ情報を開催直前までお届けしていく。また、会期中・会期後も速報やリポート記事を多数掲載する予定なので期待してほしい。
ここでは、日本サイプレスの展示について紹介する。2015年3月にスパンションと合併してはや8カ月、“新生サイプレス”として、「サイプレス組み込みソリューション」を一堂に展示する。
同社は合併の際に「モバイルデバイス」「IoT」「民生機器」「PC/インタフェース」「車載」「産業/FA」「ネットワーキング」の7分野を重点市場と位置づけており、日本法人の組み込み向け事業展開としては、「自動車向けクラスタコントロール」「センサー向けアナログフロントエンド」「IoTで要求される通信組み込みソリューション、ならびにシステム組み込み」の3分野に注力している。
ET2015の同社ブースでは会期直前に発表予定の新型マイコンやエナジーハーベスティング、IoT向けBLEシステム、USB Type-C&PDソリューションのデモおよび展示が行われる他、強みを持つメモリ製品、プログラマブルSoC「PSoC」、車載向け電源ソリューション、タッチパネルコントローラーなども展示される予定となっており、“新生サイプレス”の全容が紹介される予定だ。
また、展示と同時開催されるテクニカルトラックでは、「ほんとうに「つながる」時代がやってくる ビッグデータを作り出す無線センサー端末でIoTを現実に」(IoTトラック IoT-1)、「IoTを現実のものにするプログラマブル デバイス技術動向」(プログラマブル・デバイス トラック PD-4)と題したトラックを実施、最新の技術動向を基にした提案を行う。
同社ではスパンションとの合併により、より広範囲な製品展開が可能となったことをブース展示にてアピールし、また、同社製品によるソリューション展開を検討するデザインパートナーの来場も期待するとしている。
展示会名 | Embedded Technology 2015/IoT Technology 2015 |
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会期 | 2015年11月18日(水)〜20日(金) |
時間 | 10:00〜17:00(20日(木)のみ18:00終了) |
会場 | パシフィコ横浜 |
公式サイト | http://www.jasa.or.jp/expo/ |
日本サイプレス ブースNo. | B-29 |
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