ZMPは物流現場の作業員不足の解消や生産性の向上を図る汎用台車型ロボット「CarriRo」の受注を開始した。カルガモのように作業員を追尾する機能も有する。
ZMPは2015年8月26日、台車型物流支援ロボット「CarriRo」(キャリロ)の受注を開始した。
CarriRoは同社が機械部品メーカーのTHK、日本電産シンポ、東京藝術大学と共同開発した荷物運搬用台車型のロボットで、同社が“かるがも機能”と呼ぶ作業員の自動追従機能、指定エリアの自動巡回機能の他、運搬負荷を軽減するアシスト機能も搭載している。
また、CarriRoに各種センサーを搭載し、運用時間や走行距離、障害物検知回数などを検出、クラウドを経由して利用状況を把握する「IoTパッケージ」もオプションとして用意されている。
まずはかるがも機能とアシスト機能を搭載したモデルを2016年初旬に出荷開始する予定で、価格は月額2万4000円(税別、3年リース)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.