ペットのネームプレートを設計してみましょうママさん設計者がやさしく教える「CNCフライス超入門」(3)(3/5 ページ)

» 2015年06月24日 10時00分 公開

 それではAR-CADを立ち上げます。なお図7はWindows 8.1での画面です。


図7 AR-CADの画面

 AR-CADのユーザーインタフェースはかわいくスッキリ作られていて、コマンド(命令)ボタンも分かりやすいです。画面中央の四角枠が図枠になっていて、この中で作図をします。先に準備したポンチ絵をAR-CADで「清書」していきましょう。

筆者注:ここでは必要な操作の要点のみの説明になりますので、AR-CADの詳しい使い方は、公式サイト内のフォーラムやソフト内のヘルプメニューを参照してみてください。

 外形と角丸四角形の彫込部分と、肉球までが描けたところ(図8)で、「Acad GetGlyph Outline」を立ち上げます。

図8 外形と角丸四角形の彫込部分と、肉球を製図

 そして設計通りに「HGS創英角ポップ体」「文字高さ15」で「MIE」の三文字を入力して輪郭線のDXFデータを作ります(図9)。

図9 輪郭線のDXFデータの設定

 出来たDXFデータはデスクトップに保存して「Acad GetGlyph Outline」は終了させます。保存したDXFデータをAR-CADで開いてコピーします(図10:手順は「要素選択→コピー」)。

図10 DXFデータをAR-CADで開いてコピー

 作成中の画面に戻って、コピーした「MIE」を適当な場所に貼り付けます(図11 手順は「貼り付け→左クリックで確定」)。

図11 「MIE」を適当な場所に貼り付ける

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