16コアの演算アクセラレータを搭載し、高速な並列処理プログラミングも行える“名刺サイズスパコン”「Parallella board」ユーザーイベントが開催。開発者も来日する。
“名刺サイズスパコン”米Adapteva製「Parallella board」のユーザー参加型カンファレンス「Parallella Technical Conference in Tokyo」が2015年5月30日、東京秋葉原のDMM.make AKIBAにて開催される。
Parallella boardは名刺サイズのボードに、制御用としてARM Coretex-A9ベースのXilinx製SoC FPGA「Zynq Z7000」(デュアルコアARM、FPGA内蔵)と、Adaptevaの演算用アクセラレータ「Epiphany III 16 core」を搭載しており、UbuntuなどのLinux OSを使用することで高速な並列処理プログラミングを行える。日本国内ではアールエスコンポーネンツが2014年冬より販売を行っている。
開催されるカンファレンスでは、ボード開発者で米AdaptevaのCEO アンドレアス・オロフソン氏が「Parallella」の活用法や今後の開発プランなどを語る他、ユーザーの事例紹介、各種デモンストレーションなどが行われる。参加費は無料だが、カンファレンス後の懇親会は参加費として1000円が必要だ。
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