「未病」を癒やすビッグデータとIoT医療機器 メルマガ 編集後記

まだ病気じゃないけれど、病気の一歩手前。そこから先に進まないようにするにはどうすればいいのか。

» 2015年03月16日 12時00分 公開
[朴尚洙,MONOist]

 この記事は、2015年3月16日発行の「医療機器 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


日本発の革新的な医療機器開発は可能か

 「未病」という言葉があります。未病を検索するとインターネット検索で一番最初に出てくる養命酒酒造のWebサイトの説明によれば、「病気と言うほどではないけれど、病気に向かいつつある状態のこと」となっています。

 病院に行くほどでもないが体調はあまり良くない。そんな状態を放置し、定期健康診断を受けたり、我慢の末病院に行ったりしたときに、大きな病気だったことが発覚する。もし未病のときに適切な対処ができていれば、そんな結果に陥らずに済むかもしれません。

 日本政府や地方自治体も、高齢化による医療費の急増に対応するため、高額な医療行為が必要になる前の未病の状態で対処できるような施策を積極的に進めています。

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