ロボット君がかわいそうじゃないか!モノづくり総合版メルマガ 編集後記

人間そっくりになってしまったら、愛着が湧きすぎてしまいそうなのですが。

» 2015年03月05日 12時00分 公開
[小林由美,MONOist]

 この記事は、2015年3月5日発行の「モノづくり総合版メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


ロボット君がかわいそうじゃないか!

 最近、生身の人間のようなヒューマノイドがテレビなどで話題になっています。皆さんも、それを見て「気持ち悪い」と思ったことがあるのではないかと思います。ロボット工学に「不気味の谷」という考え方があります。ロボットの見かけや動作が人間に近くなっていくのに伴う感情の変化をグラフ化していくと、局所的に大きな谷ができるそうです。被験者が「強い嫌悪感」を覚えた箇所です。そして、その谷を越えると好感度が上がり、親近感を覚えるようになるようです。

 でも、そんなに人間に近付けて、一体どうするのでしょう?

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