「Firefox OS」を搭載した4Kスマートテレビをパナソニックが発表した。今春より提供を開始する。
パナソニックは2015年1月5日(米国時間)、米ラスベガスで開催されている展示会「2015 International CES」にて、「Firefox OS」を搭載した4Kスマートテレビ「CX850シリーズ」を発表した。新製品「TC-65CX850U」「TC-55CX850U」は今春より提供を開始する。
同社とFirefox OSを開発するMozillaは、2014年1月にスマートテレビ向けFirefox OS開発推進の提携を発表しており(プレスリリース)、両者はHTML5などWeb標準技術を全面的に採用し、家庭用テレビで放送やネットからさまざまなコンテンツを利用できるオープンなスマートテレビの商品化を目指すとしていた。
CX850シリーズでは、放送中のテレビの他、各種アプリケーション、Webサイト、他のデバイスのコンテンツなどへ素早くアクセス可能となっており、加えて、テレビ画面上にアプリケーションや他の家電製品からの通知を表示させることもできる。
「Firefox OS はオープンなWeb技術を使っているため、スマートフォンやノートPCから好きな写真やビデオといったコンテンツを、テレビに送信する機能の相互運用性を最大限にすることができました」(パナソニック アプライアンス社 ホームエンターテインメント事業部長、楠見雄規氏)。
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