インフォアの発表した「Infor Automotive Exchange」は、「Infor Syteline」と連携して使用することで、内示・確定・納入指示・出荷ラベリング情報を顧客との間で共有できる。
米インフォアは2014年6月9日(現地時間)、自動車業界の部品業者向けEDI(Electronic Data Interchange)と、リリース・アカウンティングソリューション「Infor Automotive Exchange」を発表した。
Infor Automotive Exchangeは、大量生産企業向けの「Infor Syteline」と連携させてメインのERPとして使用することにより、内示・確定・納入指示・出荷ラベリング情報をOEM顧客との間で共有できる。
同製品スイートは、事前設定済ですぐに利用可能なTFS(Transformation Services)の各OEM顧客のEDIデータ変換マップと、SRM(Sales Release Management)による各OEM顧客のビジネスルールに応じた処理手順管理機能により、グローバルに展開する自動車業界で求められるEDI要件の多くをサポートしているという。
Infor Automotive Exchangeには、新しく開発されたEDIアプリケーションが含まれている。X.12、EDIFACT、Odette、VDA、そして新しいXML標準を使用する世界全域の取引先をカバー。オンプレミスとSaaSのどちらの方式でも利用可能だ。
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