JASA、ロボット向けオープンライブラリの国際標準化を提案ロボット開発

組込みシステム技術協会(JASA)は2014年7月16日、ロボットおよび組み込みシステム向けのハードウェア抽象化レイヤーの国際標準化を提案した結果JASAの提案が採択され、今後はOMGが国際標準化を進めていくことになったと発表した。

» 2014年07月16日 18時44分 公開
[MONOist]
photo

 組込みシステム技術協会(JASA)は2014年7月16日、ロボットおよび組み込みシステム向けのハードウェア抽象化レイヤーの国際標準化を標準化団体「Object Management Group」(OMG)に提案した結果JASAの提案が採択され、今後はOMGが国際標準化を進めていくことになったと発表した。

 JASAではベンダーやデバイスごとに異なるAPIがロボット/組み込みシステム開発の障壁になるとして、2011年よりモーター制御やセンサーなどデバイスの入出力に特化した「OpenEL」という組み込みシステム向けオープンライブラリの仕様策定を進めている。

 この度のOMGの決定を受けてJASAでは、2014年11月までにOMGへOpen ELの仕様を提出し、早ければ2015年6月までの国際化を目指すとしている。

ロボット開発の最前線

ロボット/ロボット開発コーナー
あらゆる技術の集大成といわれる「ロボット」をテーマに、産業、レスキュー、生活支援/介護分野などにおけるロボット開発の実情や、関連する要素技術、研究開発、ロボットコンテスト、ロボットビジネスの最新動向などをお届けする。

>>ロボット特集のTOPページはこちら


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.