NECは、「第24回 設計・製造ソリューション展」において、モノづくりのノウハウや業務システムなどを丸ごと提供するソリューション「ものづくり共創プログラム」をメインテーマに据え、業務システムや生産革新活動のノウハウなどを紹介する。
NECは、「第24回 設計・製造ソリューション展」(以下、DMS2013、2013年6月19〜21日、東京ビッグサイト)で、2012年から展開する製造業向けソリューション「ものづくり共創プログラム」をメインテーマとして訴求する。同社が持つモノづくりのノウハウや業務システムなどを組み合わせ、製造業に最適なソリューションをアピールする。
同社では、2012年10月からNECが行ってきた生産革新やサプライチェーン改革のノウハウを、「モノづくり・業務プロセス」とそれを支える「ITシステムおよびアセット」という2つの視点から提供するもの。
製造業を取り巻く環境は厳しさを増しているが、グローバル化などで問題が複雑化し解決策を見つけるのが難しい状況になっている。ものづくり共創プログラムでは、モノづくりのプロセス改革やITシステムの導入、コンサルテーションなど、モノづくり革新活動を一環してサポートし、課題の発見や解決策、モノづくりのノウハウ提供までを提供することが特徴だ。部分最適ではなく、企業の全体最適を実現する。
DMS2013では、このものづくり共創プログラムの中に各展示を組み入れて全体の流れを紹介する。事例の展示やセミナーなどを行う他、コンシェルジュや体験コーナーなども用意。さらに現役の工場メンバーなども説明員に加え、現場の声も取り入れたモノづくりの改善についての情報交換を行う方針だ。
同社第一製造業ソリューション事業部販売促進グループ長の関行秀氏は「グローバルの最適地生産や品質問題などからモノづくりのオペレーションのさらなる向上へのニーズは高まっている。ものづくり共創プロジェクトも2012年10月の立ち上げから多くの問い合わせが来ており、既にプロジェクト化したものもある。研究会なども用意し、NECのノウハウを基にユーザー企業とともに新たな日本版モノづくりの形を見つけていきたい」と話している。
東ホール(小間番号:16-18)
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