CADがなくても展開図作成をサポート。さまざまなダクト形状に対応製品ニュース

キャデナス・ウェブ・ツー・キャドは板金展開図作成ソフトの最新版「CADTOOL 板金展開9」を発表。新たな展開コマンドや入力方法が加わった。

» 2013年05月08日 18時31分 公開
[近藤早紀,MONOist]

 キャデナス・ウェブ・ツー・キャドは2013年5月7日、同社の板金展開図作成ソフトの新製品「CADTOOL 板金展開9」を発表した。販売開始日は同年5月23日。同社の直営サイト や販売店、PCショップで購入可能だ。体験版の無償ダウンロードもできる。

新製品「CADTOOL 板金展開9」(左)と同製品における展開図の作成画面(右)

 「CADTOOL 板金展開」は板金部品設計の計算や展開図の作図ができる技術計算ソフト。ダクトの板金板取り展開図や板曲げ展開図の作成、圧力容器の計算に対応している。

 新製品では、板金板取り展開図に新たに15種の展開コマンド、57種類の入力方法を追加した。同製品で作成可能な形状は総計200種類以上となった。

新バージョンで追加された新機能の紹介

 さらに、入口形状が任意(線分・円・円弧)かつ出口の形状が丸型であるダクトの展開図を作成できるコマンドを追加した。CADで作図した入口形状のDXFファイルを読み込み、物体の高さと出口の径を入力すると展開図を表示できる。板金展開機能には簡易作図機能も追加され、CADがなくても入口の任意形状が作図できる。

 展開図イメージにおける区分線の長さの表示、実寸印刷での線幅および線色の設定も可能だ。

同製品の板金板取り展開図機能の紹介

価格について

  • 早期予約版(2013年5月7日より2013年5月22日まで直販サイトで受付):定価:6万800円(税抜き)
  • キャンペーン製品(2013年5月23日より2013年6月30日まで販売):定価:6万8400円(税抜き)
  • 通常製品(2013年6月30日より販売開始):定価:7万6000円(税抜き)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.