ゲーム機/車載向けのNOR型フラッシュ、容量はシングルダイで4GビットSpansion GL-Sファミリ

Spansionは2011年8月、組み込み機器向けのNOR型フラッシュメモリー「GL-Sファミリ」の新製品として、シングルダイで4Gビット(Gb)を実現した「4Gb Spansion GL-S(以下、4Gb GL-S)」を発表した。

» 2011年08月18日 00時00分 公開
[EDN Japan]

 Spansionは2011年8月、組み込み機器向けのNOR型フラッシュメモリー「GL-Sファミリ」の新製品として、シングルダイで4Gビット(Gb)を実現した「4Gb Spansion GL-S(以下、4Gb GL-S)」を発表した。ゲーム機、カーナビゲーションシステムをはじめとする車載情報機器などの用途に向ける。サンプル出荷は2011年8月から、量産出荷は同年第4四半期から開始する。

 GL-Sファミリは、「MirrorBit」と呼ばれるSpansion独自のチャージトラップ技術を用いた製品群で、65nmプロセスで製造される。現在、容量が128Mビット(Mb)、256Mb、512Mb、1Gb、2Gbの製品ラインアップがある。

 4Gb GL-Sは、GL-Sファミリの他の製品と同様に、98.5メガバイト/秒(MB/s)の読み込み速度を実現している。動作温度範囲は0〜85℃である。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.