プロトラブズはDMSの併設展「M-Tech」に出展。事前にモデルを送っておけば、開催当日にエンジニアの説明が受けられる。
デジタル試作メーカー プロトラブズは、「第22回 設計・製造ソリューション展」(DMS)ではなく、その併設展「第15回 機械要素技術展」(M-Tech)でブース出展する。IT色が濃いDMSとはまた一味違い、アナログな香り漂うM-Techを訪れる際には、併せて来場してみたい。事前に3次元モデルを同社サイトにアップしておけば、当日にブースで加工見積もりについて、エンジニアの説明が受けられる。
ちなみに同社は、ユーザー向け“おまけ教材”がちょっとユニークであることでも知られている(記事末に関連記事)。まだ手に取っていない人は、ブースを訪れた際に尋ねてみよう。
同社より、「こんな方は、ぜひ」とのことだ。
プロトラブズでは、3次元CADで設計する人向けに、設計作業の合間で既存の3次元CADデータをアップロードできる無料見積もりサービスを提供している。機密情報を含む依頼データについても、同社と機密保持契約書を締結するので安心だ。契約書のひな型も同社で用意している。並列処理サーバと独自開発のソフトウェアを駆使し、3次元CADデータの製造性解析やツールパスの生成などで自動化を徹底することで納期を短縮しているとのこと。
見積もりが取れる加工法は、以下の2種。
当日の同社ブースでは、インターネットに接続して双方向対話式の見積もりシステムのデモを行う。製造性の解析結果、数量や材料を変更した場合のコストのシミュレーションなどが体験できる。中でも、24時間以内で提示する図解付き見積もりは、ぜひご覧いただきたいポイントとのことだ。
記事冒頭でもお伝えしたが、来場前に3次元CADデータをアップロード(またはメール送信)しておけば、見積もり請求やその内容について会場で相談可能だ。当日は、同社のカスタマーサービス エンジニアが相談に応じてくれる。
IGES、STEPや主要3次元CADソフトのネイティブ形式であること。切削加工の場合はSTL形式も対応する。
パーツのアップロード方法は、以下のリンクを参照いただきたい。
customerservice@protolabs.co.jp にメールを送付。
プロトラブズブースでは、製造日数1日、3日、5日、10日、15日で射出成形した樹脂パーツ各種のほか、切削加工したパーツも展示する。同社で製作する部品の品質を手に取って確認することができる。同社のサービスでは、射出成形の樹脂パーツ、切削加工でのアルミや樹脂パーツが最短1日で製作可能だ。
同社が日本で事業展開してから約2年だが、ユーザー数は順調に伸びているという。今回の展示会でも、以下のような同社ユーザー事例の一部を公開する。
同展示会内で開催する同社PRセミナー『1日で出来る!射出成形&切削加工』では、同社の短納期サービスについて事例を交えて紹介。「新製品の開発を早めたい」「展示会への出展に間に合わせたい」「納期が差し迫っている」などのニーズに応える。開催日時は2011年6月23日(木)の11時から12時まで。東2ホール2階1会場で開催するとのことだ。
会期 | 2011年6月22日(水)〜24日(金) |
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時間 | 10:00〜18:00(24日は17:00に終了) |
会場 | 東京ビッグサイト |
ブースNo. | 東5ホール 小間番号44-38 |
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