日本財団による無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」において、古野電気が開発に加わった自律航行システム「避航操船支援システム」が、日本郵船が発注した自動車専用船に先行実装される。
日本郵船は、デジタル技術を用いた安全運航の達成と船上業務の効率化を目的に、最新のマリンDX機器を搭載した自動車専用船を発注済。2026年3月に完成する予定である。
NEDOと川崎重工業、ヤンマーパワーソリューション、ジャパンエンジンコーポレーションは、ジャパンエンジンの本社工場に実証用の液化水素燃料供給設備を新たに設置し、舶用水素エンジンの陸上運転を開始したと発表した。
古野電気は、日本の航海通信機器メーカーでは初めて、同社の製品がノルウェーの船級協会DNVのサイバーセキュリティ認証「security profile 1」を取得した。
ヤマハ発動機は、北海道道北エリア仕様として主にタコ漁に使用する漁船の新モデル「DY-48I-0A」を2025年7月に発売する。経済性、作業性を向上させスマート水産促進に貢献する。
OKIがディープラーニングによって海中音を学習させたAIモデルを用いて船舶の種類を自動で分類する「船舶分類AIシステム技術」を開発。船舶の出入りが多い港湾やカメラでは捉えにくい夜間などで海中音から常時自動で船舶分類を取得できるようになる。