国内で必要な電力の150%を太陽電池でまかなう国トケラウ。しかし、トケラウには空港も港もない。最寄りの工業国ニュージーランドは3000kmも離れている。これでどうやって太陽電池を設置したのか。建設の様子を写真で紹介する。
化石燃料の高騰に最も苦しんでいるのはどの国だろうか。島しょ国家、さらに主要交通路から外れた島しょ国家だ。赤道直下の南太平洋に浮かぶトケラウは、まさにこの問題に悩んでいた。同国がどのように150%の太陽光発電システムを導入したのかを紹介する。
東欧の大国ウクライナは、原子力発電への依存度が約5割に達する。今後さらに依存度を高めていく計画だ。一方、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)にも力を入れており、風力発電や太陽光発電の普及を目指す。
太陽電池を製造する米国企業7社がダンピングを理由に中国企業を提訴した。太陽電池産業は成長市場のはずだ。米国では何が起こっているのか。中国企業と米国企業の強みは。NRELの分析に基づき、状況を紹介する。
中国に続いてインドの再生可能エネルギーを報告する。インドのエネルギー状況は中国と似ており、総量が不足している上に急速な需要増にも苦しんでいる。さらに多数の無電化地域が残る。水力、風力の増設に加えて、インド政府は2022年までに20GWという太陽光発電導入を計画する。
中国は再生可能エネルギー大国だ。世界一といってもよいだろう。特に、太陽電池や風力発電を語る際に欠かすことのできない国である。ただし、中国の再生可能エネルギー、特に太陽電池はバランスを欠いている。