第12回「液化石油ガス流通WG」:
LPガス業界の商習慣是正に向けた法改正から1年――三部料金制への対応は道半ば
集合住宅における機器の「無償貸与」や、建売住宅における「無償配管」などの商習慣が問題視されているLPガス業界。「液化石油ガス流通ワーキンググループ(WG)」の第12回会合では、こうした商習慣の改善を目的に実施された法改正の効果について、現状の調査結果が公表された。(2025/7/4)
製造マネジメントニュース:
出光興産がマレーシアで油ガス田の探鉱、開発権を取得
出光興産は、マレーシアのサラワク州沖合に位置する2鉱区における40%分の石油および天然ガスの探鉱、開発、生産の権利を取得した。(2025/6/20)
第5回「CCS事業の支援措置に関するWG」:
CO2回収地下貯留(CCS)事業の支援措置の方向性――中間整理案が公表
カーボンニュートラルに向けた有効な施策として、将来の普及が期待されているCO2回収地下貯留(CCS)事業。資源エネルギー庁が主催する「CCS事業の支援措置に関するワーキンググループ」では、同事業のパイプライン案件における政府の支援策について、中間整理案を公表した。(2025/6/20)
人とくるまのテクノロジー展2025:
低炭素燃料のバイフューエルでシリーズHEV、複雑なシステムで技術を磨く
HKSは「人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」において、バイフューエルのシリーズハイブリッド車の取り組みを発表した。カーボンニュートラル燃料(液体/気体)の効率的な使いこなしと電動化の両方をにらんだ研究開発用の車両だ。(2025/6/16)
脱炭素:
日本製鉄やレゾナックらが共同でCO2からグリシン一貫製造の技術開発を本格化
レゾナック、日本製鉄、日鉄エンジニアリング、富山大学の4者は、製鉄所や火力発電所などから排出されるCO2由来のグリシン製造技術やプロセスの開発に向けて取り組みを本格化する。(2025/6/16)
脱炭素:
サントリーが挑むグリーン水素製造 明らかになった製造規模や計画とは
サントリーホールディングスは、山梨県で水素製造装置「やまなしモデルP2Gシステム」を用いて、グリーン水素の製造に本格的に乗り出す。(2025/6/12)
脱炭素:
ソーダ石灰ガラスの溶融工程でCO2フリーを実現 原料と燃料に工夫
日本山村硝子は、大阪大学、東京ガス、関西電力との共同研究により、非炭酸塩系のナトリウム、カルシウムシリケートを原料に使用し、ガラスびんなどに用いられるソーダ石灰ガラスを、CO2を排出しないアンモニア燃焼で溶融することに成功し、ガラス溶融工程におけるCO2フリーが可能であることを実証したと発表した。(2025/6/12)
製造マネジメントニュース:
三菱重工は社内の全体最適で「桁違いのスケール拡大」を目指す
三菱重工は中期経営計画「2024事業計画」(2024〜2026年度)の進捗状況について説明した。2024事業計画では、事業基盤と財務基盤を強化し、事業成長とさらなる収益力の強化に取り組むことを掲げている。(2025/6/2)
第9回「将来の電力需給シナリオに関する検討会」:
2040・2050年の電力需給の見通しは? シナリオ別の試算結果が公表
第9回「将来の電力需給シナリオに関する検討会」において、日本の2040年および2050年の電力需給シナリオが公表された。(2025/5/30)
鉄道技術:
環境に優しい乗り物は製造から脱炭素に、三菱重工のアプローチ
三菱重工業は次世代新交通システムの新ブランド「Prismo(プリズモ)」を開発したと発表し、受注活動を開始した。すでに海外から引き合いがあり、早ければ数年後には提供するとしている。(2025/5/26)
第8回「グリーンLPガス推進官民検討会」:
目標は「2050年に100%グリーン化」 LPガスの脱炭素ロードマップ
ガス分野の脱炭素化に向けて、第7次エネルギー基本計画においても次世代燃料の一つとして普及拡大を目指すことが記されている「グリーンLPガス」。その普及策などを検討する「グリーンLPガス推進官民検討会」の第8回会合では、今後の具体的な取り組みの内容が検討された。(2025/5/16)
イマドキのフナデジ!(2):
新世代フェリー「さんふらわあ かむい」で知るLNG燃料×ISHIN船型×STEPの効果
「船」や「港湾施設」を主役として、それらに採用されているデジタル技術にも焦点を当てて展開する本連載。第2回で取り上げるのは、大型フェリーにおける最新技術導入の事例となる「さんふらわあ かむい」だ。(2025/5/8)
真っ青な「ニベア缶」→ひたすら削っただけで……? “オシャレすぎるアレンジ”に反響 「アンティーク感出てる」
すごくかっこいい!(2025/5/5)
長期脱炭素電源オークション第2回の結果が公表 蓄電池は27件・137万kWの落札に
脱炭素電源への投資促進を目的にスタートした「長期脱炭素電源オークション」。このほど、その第2回オークション(2024年度応札)の結果が公表された。(2025/5/2)
第102回「制度検討作業部会」:
長期脱炭素電源オークションの応札促進へ 第3回入札から大幅な制度変更
脱炭素電源への投資促進に向けて始まった「長期脱炭素電源オークション」。その応札促進に向けて、資源エネルギー庁では第3回オークションから上限価格の引上げなどの制度変更を行う方針だ。(2025/4/30)
ゲーミングノートPC ナビ:
現状で“ほぼ最強”のゲーミングノートPC「Lenovo Legion Pro 7i Gen 10」(5080モデル)を試す モンハンワイルズも快適
レノボ・ジャパンが新型ゲーミングノートPC「Lenovo Legion Pro 7i Gen 10」を発売した。今回はGeForce RTX 5080 Laptop GPUモデルを借りて試してみた。(2025/4/25)
脱炭素:
住友ゴム白河工場で水素製造装置が稼働 「つくる」「つかう」二刀流の効果とは?
住友ゴム工業は、白河工場(福島県白河市)で2025年4月に稼働を開始した水素製造装置「やまなしモデルP2Gシステム(500kWワンパッケージモデル)」の見学会を行った。(2025/4/24)
UCC、CO2を出さない大型水素焙煎機「ハイドロマスター」稼働 “水素焙煎コーヒー”順次発売へ
UCC上島珈琲は23日、富士工場で大型水素焙煎機「HydroMaster(ハイドロマスター)」を使用する“水素焙煎コーヒー”の量産を始めたと発表した。(2025/4/23)
脱炭素:
世界初 関西万博で大気中のCO2を回収しその場で都市ガスに変換して利用
地球環境産業技術研究機構、九州大学、名古屋大学は、大阪・関西万博にて大気中のCO2を直接回収する技術の実証実験に取り組む。回収したCO2は、e−メタンに合成した後、その場で都市ガスとして活用する。(2025/4/17)
研究開発の最前線:
大気中のCO2分離回収技術 ベンチスケール実証へ
東京理科大学、名古屋大学、東邦ガスは、未利用のLNG冷熱で大気中からCO2を分離回収する技術「Cryo-DAC」のベンチスケール実証を開始した。2040年ごろの実用化を目指し、主要3工程の設備を結合したベンチスケール機で連続運転の実証に取り組む。(2025/4/14)
第18回「脱炭素燃料政策小委員会」:
次世代燃料の環境価値を移転可能に 「クリーン燃料証書制度」が2025年度開始へ
水素による合成燃料やバイオディーゼルなど、次世代燃料の普及に向けた取り組み広がっている昨今。政府はこうした次世代燃料の環境価値の取り扱いを明確化するため、2025年度から新たに「クリーン燃料証書制度」を開始する。(2025/4/4)
PR:AIが空気のように、自然にある職場へ エネルギー開発大手が語る「AIのすさまじい進化」
(2025/3/31)
製造マネジメントニュース:
生産技術を表彰する大河内賞で、デンソーや旭化成、日立、パナソニックなどが受賞
大河内記念会は、「生産のための科学技術の振興」を目的として生産工学、生産技術などに関する研究開発において卓越した業績を挙げた研究者や企業を表彰する「大河内賞」の贈賞式を行った。(2025/3/27)
スマホ決済のお得な活用術:
auユーザーが「au PAY ゴールドカード」を使うべき理由 新特典と「auマネ活プラン+」でさらにお得に!
au回線利用者なら、「au PAY ゴールドカード」に入会している人が多いのではないだろうか。その大きな理由の1つが、auの利用料金に対して通常1%のところ、最大10%のPontaポイントを還元してもらえることだ。この特典がリニューアルされた他、「auマネ活プラン+」によってよりお得に利用可能となった。(2025/3/21)
安全性と効率化を両立させるタブレット活用術:
PR:ガスパルが「安全性」を第一に、業務変革との両立を実現できた理由
現代は従業員がオフィスにいなくても、タブレットからさまざまな業務が可能になった一方で、端末を保護する必要性は高まっている。ガスパルはセキュリティ対策を実現しながら業務変革やIT運用効率化を実現した。その方法とは。(2025/3/18)
PR:必要なのは通信を“隠して守る”ネットワークセキュリティ改革
(2025/3/18)
大量のプロパンガスに着火すると…… “美しいほどの大爆発”がもはや芸術的 「驚異的な映像だ」【海外】
燃え上がる焔は美しい。(2025/3/23)
「本田圭佑率いるファンド」が出資 がんの検査キットを開発したCraifの実力
本田圭佑が運営するファンドX&KSKは、がんの早期発見が可能な検査キットなどを開発しているスタートアップCraifに出資した。Craifの共同創業者である小野瀨隆一CEOに、これまでの道のりを聞いた。(2025/3/14)
省エネ機器:
水素と都市ガスの混焼・切り替えが可能な汎用ボイラー IHIが販売開始
IHIは2024年3月10日、グループ会社であるIHI汎用ボイラが都市ガスと水素の混焼や切り替えが可能な小型貫流ボイラー「K-750CS」の販売を開始したと発表した。(2025/3/11)
トヨタ自動車におけるクルマづくりの変革(5):
豊田佐吉の歩みを明治初期の日本と世界の自動車技術の発展から浮かび上がらせる
トヨタ自動車がクルマづくりにどのような変革をもたらしてきたかを創業期からたどる本連載。第5回は、明治初期に当たる1867年(慶応3年)〜1891年(明治24年)の世界のクルマの発展や日本の政治経済の状況を見ながら、自動織機の開発に取り組んだ豊田佐吉の姿をより鮮明に浮かび上がらせていく。(2025/3/11)
国産でもUSキーボードがいい! そんな人にお勧めしたいモバイルノートPC「VAIO SX14-R」
VAIOの「VAIO SX14-R」は、国産メーカーでは貴重なUSキーボードを選択できるモデルだ。その実態を実際に使って検証してみよう。(2025/3/7)
米国造船業界再生を目指すが効果は不透明:
トランプ政権、次の標的は中国船とEU製品 サプライチェーン混乱の可能性も
米国のドナルド・トランプ政権は、米国に入港する中国製船舶に対して高額な入港手数料を課すことを検討している。EU製品についても高額な関税を課す考えだ。(2025/3/7)
日本企業のインド進出 15年で5倍 成長取り込み、脱中国も “単一市場”視はリスクに
日本企業がインドに進出を続けている。進出数は1400社と約15年で5倍に増えた。(2025/2/27)
モノづくり総合版メルマガ 編集後記:
水素をブーム扱いしている場合ではない、LNGの長期戦に学ぶ
自分が生きている間に区切りがつかないかもしれない、そんな仕事も世の中にあります。(2025/2/27)
「電気とガス」一元化:
「ドコモ ガス」提供開始 ポイント還元で顧客囲い込み
NTTドコモは6月、都市ガス取次販売サービス「ドコモ ガス」を提供開始する。生活インフラへの事業拡大と、ポイント還元による顧客獲得を加速させる。(2025/2/27)
材料技術:
RFIDを活用した水素検知システムを開発 電源不要で発火リスクを低減
大日本印刷は、横浜国立大学と共同で、水素に反応すると電気抵抗が変化する水素検知膜とRFID(ICタグ)を組み合わせて、水素の漏えいを検知する「水素検知システム」を開発した。(2025/2/26)
「ドコモ ガス」6月に提供開始 毎月の利用料金に応じてdポイント還元(条件あり)
NTTドコモは、6月から都市ガス取り次ぎ販売サービス「ドコモ ガス」を提供開始。「ドコモでんき」やdカードと合わせて利用すると最大1%のdポイントが還元され、各種条件を満たすと最大22%のポイント還元となる。(2025/2/25)
「ドコモ ガス」6月提供へ dカードやドコモでんきと組み合わせてポイント還元
NTTドコモは2月25日、都市ガスの取次販売サービス「ドコモ ガス」を開始すると発表した。6月から、東京ガスおよび大阪ガスの供給エリアで提供予定。一般料金プランに加え、家庭用燃料電池「エネファーム」や床暖房などの機器別プランも提供するという。(2025/2/25)
インドで都市ガス販売量を10倍増 大ガス計画、2030年 人口増追い風、収益の柱に
大阪ガスは18日、インド国内での都市ガスの販売量を、2030年に現在の約10倍に当たる年約35億立方メートルへ増やす計画を明らかにした。同社の日本国内での販売の半分超の規模となる。(2025/2/19)
リサイクルニュース:
ヘリウムリサイクル体制を構築 極低温測定分析サービス提供の取り組み
東レリサーチセンターは、分析装置で冷媒として使用したヘリウムガスを再液化するシステムを滋賀事業所(滋賀県大津市)に導入した。(2025/2/12)
船も「CASE」:
「このままでは海運の物流不全は不可避」に気付かされた海技研の内航研究
内航海運は日本の物流を支える重要な基盤だが、船員と船舶の高齢化が進んでおり、この状況を放置すれば物流不全は不可避だ。海上技術安全研究所(海技研)の第24回講演会では、内航海運が抱える問題の解決策として海技研が取り組んでいる研究に関する進展状況が紹介された。(2025/2/7)
脱炭素:
旭化成が倉敷市の下水処理場でゼオライト系CO2分離回収システムの実証をスタート
旭化成と倉敷市は、岡山県倉敷市で同社のゼオライト系CO2分離回収技術を使用したバイオガス精製システムの性能評価と実証に向けて、同システムを倉敷市児島下水処理場に新たに設置した。(2025/2/6)
中国が米輸入品に最大15%の追加関税 米への報復措置 独禁法違反でGoogleへの調査も
中国政府は、米国からの輸入品の一部に対して最大15%の追加関税を課すと発表した。石炭や液化天然ガス(LNG)が対象で、今月10日から実施する。トランプ米政権が中国からの輸入品に10%の追加関税を発動したことへの報復措置。米中両国は制裁合戦に再び突入した。中国政府の発表によると、追加関税は「関税法」などに基づいて実施する。原油や農業機械などには10%の追加関税を課すとしている。(2025/2/4)
対象実需給年度:2028年度:
2024年度の容量市場メインオークション 約定単価・総額は過去最高に
2024年度容量市場メインオークション(対象実需給年度:2028年度)の約定結果が公表。経過措置控除後の結果としては、約定単価・総額は過去最高という結果となった。その内容を解説する。(2025/2/4)
電力ブラックアウトを予測する(1):
商用電源の周波数の変化から「ブラックアウト」を予測できるか
商用の系統電力において発送電システムが崩壊し停電を引き起こす「ブラックアウト」。本連載では、製作費数円程度の自作プローブを使ってブラックアウトを予測するシステムの構築を試みる。第1回は、ブラックアウトと関わりの深い、商用電源の周波数変化がなぜ起こるのかを解説する。(2025/1/29)
タイムアウト東京のオススメ:
インドネシアを拠点にする注目のアーティスト、今津景の初の大規模個展が開催
東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。(2025/1/21)
タクシー業の倒産・廃業が過去最多に 主な要因は?
帝国データバンクは、タクシー業の倒産・廃業について調査・分析を行った。2024年に発生したタクシー業の倒産・廃業は計82件で、これまで最多だった2019年の73件を上回る結果となった。主な要因は人手不足で、燃料費高騰も追い打ちをかけている。(2025/1/20)
映画で見る「プロパンタンクを撃ったら大爆発」は本当? 検証してみた結果が興味深い
映画みたいに爆発するか?(2025/1/20)
第3回「合成燃料(e-fuel)の導入促進に向けた官民協議会」:
合成燃料「e-fuel」の普及促進へ GHG排出基準や環境価値認証・移転制度の検討状況
運輸部門の脱炭素化への貢献が期待されている「合成燃料(e-fuel)」。その普及促進に向けた施策を検討する「合成燃料(e-fuel)の導入促進に向けた官民協議会」の第3回会合では、国内外における合成燃料の技術開発の状況や、環境価値認証制度等の検討状況が報告された。(2025/1/16)
脱炭素:
CO2から液化石油ガスを1MPa以下の低圧条件で合成に成功
カナデビア、産総研、AIST Solutionsは、新たに開発した専用の触媒および合成プロセスや装置を用いて、CO2から直接液化石油ガスを1MPa以下の低圧条件で合成することに成功した。(2025/1/15)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。