AIRoA、「国産汎用ロボット開発コンペティション」における試作機フェーズに参加した7社から、改良機フェーズにEnactic、THK、不二越、ugoの4社が進出することを発表した。
AIRoA(AIロボット協会)は2026年9月30日、「国産汎用ロボット開発コンペティション」における試作機フェーズに参加した7社から、改良機フェーズにEnactic、THK、不二越、ugoの4社が進出することを発表した。
国産汎用ロボット開発コンペティションは、実用レベルの汎用ロボット(双腕モバイルマニピュレータ)の国産開発を加速することを目的に、2026年4〜9月の試作機フェーズ、同年10月〜2027年3月の改良機フェーズ、同年3〜7月以降の量産機フェーズの3段階でコンペティションを行っている。
試作機フェーズには、今回改良機フェーズに進出した4社の他、HK、Keigan、Emplifi、HatsuMuvを含めた7社が参加。2026年9月16日開催の「フィジカル AI Summit」において、7社のロボットの試作機が公開された。
AIRoAは7社の試作機を「実演評価」「定性評価」「実用化要件評価」という3つの観点から審査した。実演評価では、 AIRoAの平和島拠点に構築した評価用デモ環境において、家庭、小売り、製造、物流の現場を想定した多様なタスクを実演し、その達成度を評価した。定性評価では、実演評価を基に、ロボティクスの専門家で構成する評価委員会(AIRoA 理事長の尾形哲也氏、京都大学大学院工学研究科 准教授の川節拓実氏、東京大学大学院情報理工学系研究科 講師の河原塚健人氏)が、動作品質、操作性、デザイン/機能性といった観点から、ロボットとしての完成度を定性的に評価した。そして、実用化要件評価では、各社が提出した量産計画/保守体制などの計画に基づき、実用化に向けた実現性などを評価した。
今後4社は、改良機フェーズにおいて機能性および安全性/信頼性のさらなる向上に取り組む。同フェーズは2027年3月までを予定しており、AIRoAが設定する評価基準を達成した企業は量産体制の構築へと進み、2027年7月以降の量産機納入、データ収集用ロボットとしての活用開始を目指すとしている。
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