ブリヂストンは、フォーミュラEの2026/2027シーズンの単独タイヤサプライヤーとして供給する「POTENZA」ブランドのタイヤ「POTENZA GEN4」と「POTENZA GEN4 for TYPHOON TYRE」を公開した。
ブリヂストンは2026年10月1日、EV(電気自動車)レースであるフォーミュラEの2026/2027シーズンの単独タイヤサプライヤーとして供給する「POTENZA」ブランドのタイヤ「POTENZA GEN4」と「POTENZA GEN4 for TYPHOON TYRE」を公開した。
フォーミュラEの2026/2027シーズンは新型電動レーシングマシン「GEN4」を採用する。GEN4は、時速0〜100kmの加速が1.8秒という驚異的な加速性能、最高速度335km、最高出力600kW(815bhp)に達する高トルク、そしてフォーミュラE史上初となる常時四輪駆動という従来にないパフォーマンスを特徴としている。このため、タイヤへの要求はこれまで以上に高まっている。
ブリヂストンが、GEN4の高いパフォーマンスに応えるタイヤとして開発したのがPOTENZA GEN4である。POTENZA GEN4は、車両性能を最大限に引き出す高いグリップ性能に加え、世界中の多様な路面や気象条件に適応する幅広い対応力、レース開始から終了まで高いパフォーマンスを維持する持続性を備えている。
また、雨量が多い条件でも安定した走行を可能にするレインタイヤのPOTENZA GEN4 for TYPHOON TYREも新たに開発した。路面に水量の多いウェットコンディションでも優れたグリップ性能を発揮するという。
これらGEN4向けタイヤでは、使用済みタイヤの熱分解油を用いて製造されたカーボンブラックや、もみ殻由来シリカなどの再生資源/再生可能資源を原材料に採用している。全体に占める再生資源/再生可能資源比率は65%を実現した。使用する天然ゴムは、GPSNR(持続可能な天然ゴムのためのグローバルプラットフォーム)アシュアランスシステムに適合し、第三者による検証を受けたブリヂストンがデューディリジェンスを実施したサプライチェーンから調達している。
カーボンニュートラルの実現に向けて、タイヤ製造段階で使用する熱および電力に100%再生可能エネルギーを割り当てることでカーボンニュートラル生産を実現するとともに、輸送の面でもDHLの「GoGreen Plusソリューション」を用いた低炭素輸送によるCO2排出量の削減に取り組んでいる。さらに、使用済みタイヤをケミカルリサイクルするなど、パートナーとの共創を軸に、バリューチェーン全体でサステナビリティの取り組みを推進している。
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