パナソニック HVAC & CCはエアコン事業における取り組みや、2027年に改定が予定されている省エネトップランナー制度に関する現状と見解について説明した。
パナソニック HVAC & CCは2026年6月25日、同社草津拠点(滋賀県草津市)で会見を開き、同社エアコン事業における取り組みや、2027年に改定が予定されている省エネトップランナー制度に関する現状と見解について説明した。
パナソニック HVAC & CCは、パナソニックの傘下にあった空質空調社とコールドチェーンソリューションズ社が1つになって2026年4月1日に発足した事業会社だ。同社のエアコン事業部は国内外の8カ所に開発/製造拠点を有しており、120カ国以上に製品を提供している。
パナソニックHVAC & CC 常務執行役員 エアコン事業部 事業部長 西暢彦氏は「グローバルで各地域に適した製品を販売している。例えば、欧州では施工性とデザインによりこだわった製品を提供し、日本では省エネと清潔にフォーカスした製品を、インドでは耐久性とIoTを組み合わせた製品を展開している」と語る。
近年では、国内外で夏場の平均気温が上昇しており、熱中症をはじめとした暑さ対策が重要になっている。日本国内の夏季(6月〜8月)の平均気温偏差について、気象庁が公表しているデータによると2025年の夏季が統計史上最も気温偏差が高かった。群馬県伊勢崎市では国内最高気温を更新し、同年8月5日に41.8℃を記録している。
パナソニック HVAC & CC エアコン事業部 事業企画センター 商品企画部 部長の山本弘志氏は「われわれの主力製品である『エオリア』が記録しているログデータによると、2025年8月には約4分の1の顧客が24時間エアコンを稼働していた。このことから、エアコンは生活の必需品となっているといえる」と強調する。
パナソニック HVAC & CCの主力エアコンであるエオリアは「10年使うものだから省エネも 清潔も」をコンセプトに掲げ、省エネ性や清潔性、施工性にこだわり製品を開発している。「高級モデル」「中級モデル」「普及モデル」の3つにランクを分けて製品を展開し、製品ラインアップを構築している。
コンセプトの通り、10年間使用することを想定し、耐久性や快適性、国際規格/規制への対応などさまざまな厳しい試験を実施している。「われわれはさまざまな環境で品質試験を実施している。例えば、室内での騒音やほこりに関する試験などさまざまな試験を実施し、評価している。これらの試験を全て合格した製品をエオリアとしてさまざまな顧客に届けている」(山本氏)。
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