オムロンが産業用エッジ開発にクラウドネイティブプラットフォームを採用組み込み採用事例

オムロンは、産業用エッジプラットフォームの開発に「Wind River Studio」を採用した。クラウドネイティブ開発プラットフォームとして活用し、ソフトウェア開発の効率化を目指す。

» 2024年02月08日 14時00分 公開
[MONOist]

 Wind River Systems(ウインドリバー)は2024年2月1日、オムロンが産業用エッジプラットフォームの開発に「Wind River Studio」を採用したと発表した。

 オムロンは、製造業における経済価値と社会価値の両立を目指し、エッジプラットフォームを提供している。今後、ソフトウェア開発の効率化を図るため、DevOpsの推進に向けた最適なクラウドネイティブ開発プラットフォームとして、Wind River Studioを採用した。

 Wind River Studioの機能のうち、パイプラインマネジャーを使用したワークフローの自動化およびバーチャルラボとテストオートメーションフレームワークを使ったクラウドネイティブなテスト機能を利用する。さらに、Wind Riverのエコシステムパートナーのツールを統合し、自動化フレームワークに取り込む予定だ。

 オムロンは、製品サプライチェーンにおけるカーボンフットプリントの見える化、エネルギーマネジメントのソリューション創造に取り組んでおり、この実証実験で使用するアプリケーション開発にWind River Studioを活用する。

 今後は、ソリューションを導入する生産現場のニーズに応じたアプリケーション開発にも同プラットフォームを利用する予定だ。

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