日立ソリューションズ西日本は、デザイン思考を活用して設備データの収集と可視化を支援する「Hi-PerBT IoTモニタリングサービス」の提供を開始した。アジャイル方式を採用して最短3カ月の短期で構築が可能だ。
日立ソリューションズ西日本は2023年10月11日、デザイン思考を活用して設備データの収集と可視化を支援する「Hi-PerBT IoTモニタリングサービス」の提供を開始した。価格は個別見積もりとなる。
同サービスは、製造現場の機器の稼働状況や各種センサー、制御デバイス(PLC)のデータを収集する「環境構築サービス」、収集したデータをクレンジングした上でダッシュボード上に表示する「チューニングサービス」からなる。
データ収集のツールはデンソーウェーブの「IoT Data Share」を採用した。MQTT、Modbus/TCP、OPC-UAなど汎用的な通信プロトコルを使用するため、既存の機器やセンサーなどがそのまま活用でき、アジャイル方式によって最短3カ月の短期で構築可能だ。
本質的な問題の発見と解決が可能なデザイン思考の手法を用いることで、現場の課題解決に有効なダッシュボードを設計できる。
クレンジングしたデータを表やグラフ形式で表示し、自動でファイル出力する「報告書作成サービス」や、運用中のトラブル対応などを支援する「運用サポートサービス」もオプションで提供する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.