「もう一緒に働けないなんて悲しい」と部下を泣かせる上司：オートモーティブメルマガ 編集後記

そういう上司がそろっているということも、会社のつよみ。

[齊藤由希，MONOist]

　この記事は、2022年11月9日発行の「オートモーティブ メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

「もう一緒に働けないなんて悲しい」と部下を泣かせる上司

　私がいつもTwitterで眺めている、個性的で愉快なある人物が11月4日に取り乱していました。その人物はそれまで勤務先の企業名について一切触れていなかったのですが、どうやら話題の企業（T社）の日本法人にお勤めで、解雇の対象になったようなのです。

　匿名で顔を見せないSNSですし、私はその人物と面識がありません。その人物が本当にT社に勤めていた証拠や真偽を判断できる材料も、ありません。ウソである可能性は否定できませんが、長期間にわたって眺めてきて、他者からの承認や目立つことに執着する様子がない人だったので、勤務先や解雇は事実であると仮置きすることにします。