NTTコミュニケーションズは、同社が提供するクラウドサービス上で、このクラウドサービスへ移行した際のCO2排出量削減効果をシミュレーションできる機能などを追加すると発表した。
NTTコミュニケーションズは2022年7月21日、同社が提供するクラウドサービス「Smart Data Platformクラウド/サーバー」上で、同クラウドサービスへ移行した際のCO2排出量削減効果をシミュレーションできる機能などを追加すると発表した。利用料は無料で、同月29日に提供を開始している。
同クラウドサービスは、顧客企業や社会全体のカーボンニュートラルを可能にするため、100%再生可能エネルギーを使用するサービス提供拠点を2021年から順次拡大している。
今回追加する機能は、同クラウドサービスを利用した場合のCO2排出量の予測値に加え、従来のオンプレミス環境から同クラウドサービスへ移行した際のCO2排出量削減効果をシミュレーションする機能だ。
これらに加えて同クラウドサービスのユーザー向けに、CO2排出量や利用拠点ごとの内訳、月ごとの推移などを確認できるダッシュボード機能を同年9月下旬から提供する予定だ。
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