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» 2021年10月26日 11時00分 公開

照明の力で人を動かす、光に新たな意味を持たせるパナソニックの挑戦組み込み開発ニュース(1/2 ページ)

パナソニック エレクトリックワークス社は、照明の光に動きや明暗、色などの変化を加え、人に「回遊」や「滞留」などの行動を働き掛ける屋外向け照明演出手法「アフォーダンスライティング」の提案を2021年11月1日から開始する。

[長町基,MONOist]

 パナソニック エレクトリックワークス社は、照明の光に動きや明暗、色などの変化を加え、人に「回遊」や「滞留」などの行動を働き掛ける屋外向け照明演出手法「アフォーダンスライティング」の提案を2021年11月1日から開始する。

photo アフォーダンスライティングのイメージ[クリックで拡大] 出所:パナソニック

固定化された屋外照明に演出で動きを

 官民連携事業を促す法整備などが進められ、飲食店などを誘致した公園の開発計画や、街づくり計画などが国内各地で行われている。これらの開発計画では参画する民間施設の収益性が求められ、地域のにぎわい感や来訪者がさまざまな施設を訪れやすくなる回遊性、滞在時間を長くする滞留性などを高める必要があり、空間設計や空間演出の重要性にあらためて注目が集まっている状況だ。特にナイトタイムエコノミー振興に向けた夜のにぎわい創出の促進にも力が注がれている。

 パナソニック エレクトリックワークス社の屋外照明事業では、光源のLED化を推進することで、長寿命、省電力による費用節約やCO2排出の削減に貢献する他、波長制御による夜間でも見やすい照明の提案、点光源による多様な配光制御照明の提供に取り組んできた。また、屋外のライトアップ事業では、空間全体をフルカラーに染め上げることで生まれる街のにぎわい創出に寄与している。一方、街路灯や公園灯など街のインフラの照明では、動きのない固定した光が中心となっていた。

photo パナソニック エレクトリックワークス社 ライティング事業部プロフェッショナルライティングBU 屋外・調光事業推進部部長の横井裕氏

 今回新たに取り組む「アフォーダンスライティング」はこうした固定化された屋外照明に演出制御技術を組み合わせていくことで、明かりに動きを与え、これまで表現できなかった人の心理や行動に働き掛ける演出照明手法である。パナソニック エレクトリックワークス社では、この「アフォーダンスライティング」を1つの事業として展開する。「アフォーダンスライティングを契機に、屋外ライトアップ演出事業を伸長させたい。2025年度までにアフォーダンスライティング関連事業の製品販売構成比率を、街路灯照明販売事業の30%以上に引き上げる方針だ」とパナソニック エレクトリックワークス社 ライティング事業部プロフェッショナルライティングBU 屋外・調光事業推進部部長の横井裕氏は述べている。

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