北米照明デバイス事業会社の全株式を米投資会社に譲渡製造マネジメントニュース

パナソニック ライフソリューションズは、同社が100%出資する連結子会社のパナソニック ライティング アメリカズの全株式を、アメリカの投資会社Atarに譲渡した。

» 2021年04月02日 09時00分 公開
[MONOist]

 パナソニック ライフソリューションズは2021年3月18日、同社が100%出資する連結子会社のパナソニック ライティング アメリカズ(PLTA)の全株式を、アメリカの投資会社Atarに譲渡したと発表した。

 パナソニック ライフソリューションズは、北米での照明事業拡大を目指して、アメリカの照明デバイスメーカー、ユニバーサル・ライティング・テクノロジーズ(ULT)や、カナダの照明制御システムメーカーであるダグラス・ライティング・コントロールズ(DLC)を買収。ULTとDLCを、北米で照明デバイスや照明制御事業を展開しているPLTAの傘下に置き、蛍光灯や水銀灯などの点灯装置や照明デバイス、照明制御システムの販売を強化してきた。

 また、ULT、DLCが加わってからは、新たに照明器具と照明制御システムを組み合わせた店舗向けの照明器具事業を展開してきた。今回、同事業の加速と、北米でのさらなる成長を目的として、PLTAと同じ顧客層を持つ投資先を有するAtarへの株式譲渡を決定。2021年3月12日に譲渡した。

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