富士通は、ユーザーのDXを支援するソリューション群「FUJITSU Hybrid IT Service」の提供を開始した。「マネージドサービス」「デジタルアプリケーションプラットフォーム」「デジタルインフラプラットフォーム」で構成される。
»2020年07月02日 09時00分 公開
[MONOist]
富士通は2020年6月11日、ユーザーのデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するソリューション群「FUJITSU Hybrid IT Service」の提供を開始した。クラウドやデータセンター、ネットワーク、セキュリティ、システム運用保守などのインフラサービスから、接続基盤、統合マネジメントポータルまでを提供する。
デジタルインフラプラットフォームでは、従来のクラウド「FUJITSU Cloud Service for OSS/VMware」を「FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud」として刷新。シングルポータルで、パブリックリソースとプライベートリソースを一元管理できる。また、クラウドとデータセンターを接続するネットワーク基盤「Digital enhanced EXchangeネットワーク」、マルチクラウドやオンプレミス環境などの異なったIT基盤の構築、運用作業を一括で制御、可視化する「統合マネジメントポータル」なども提供する。
データを世界の共通言語に、リアルタイムで製品収益を見える化する安川電機のDX
「データを世界の共通言語に」をスローガンとし「YDX(YASKAWA digital transformation)」として独自のデジタル変革(DX)を進めているのが、産業用ロボットやモーターなどメカトロニクスの大手企業である安川電機である。安川電機 代表取締役社長の小笠原浩氏に「YDX」の狙いについて話を聞いた。