VAIOは、中国のドローンメーカー深圳科比特航空科技と日本国内にて既存の機体を基にした事業の可能性を検討する。将来的には、日本市場に合わせた機体などの商品企画および開発も視野に入れる。
VAIOは2019年11月28日、深圳科比特航空科技(MMC)との共同事業を同月より検討すると発表した。具体的な協業内容は、決定次第発表する。
MMCは2014年に設立された中国の産業用ドローンメーカー大手で、深圳に本社を置く。ドローンの機体や電源、フライトコントローラー、画像伝送、操縦用システムなどの開発および供給を手掛けており、測量点検や警察、消防、災害向けなどさまざまな産業用途のドローンを取り扱う。
両社は今回の協業により、VAIOが持つPC、ロボットなどの商品企画、開発、生産、品質管理およびマーケティングノウハウ、国内での顧客、サービス基盤と、MMCの持つ産業用ドローンの機体開発、製造に関わる経験と実績とを合わせ、日本国内にてMMCの既存の機体を基にした事業の可能性を検討する。
将来的には、日本市場に合わせた機体などの商品企画および開発も視野に入れる。
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