時間軸を含めて考えることが大切です。
この記事は、2019年5月24日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
前回も当欄で金属3Dプリンタについて触れさせていただいたのですが、ここ最近、想定以上にこのテーマについての問い合わせが多くあります。その中で「データ作ればサクサク金属部品を作ることができる」や「全く使えないので使うことを検討する必要がない」など極端な意見なども聞く機会がありました。そこで、既にいくつかの記事ではまとめさせていただいているものの、あらためて論点を抽出して整理させていただこうと思います。
金属3Dプリンタは、金属で積層造形を行うための機器です。方式などもいくつか存在していますが、今回は、その当たりはすっ飛ばして、何が課題となっているのか、使うためにはどういうことを考えるべきなのか、何が将来性なのか、という3つのポイントについて紹介します※)。
※)関連記事:金属3Dプリンタ活用3つのハードルと日本のモノづくりの今後
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