京都工場は1973年に開設された。稼働から45年が経過したことからリフレッシュ工事を決めた。ダイハツ工業版の「TNGA(「Toyota New Global Architecture)」となる「DNGA」をベースに開発を進めている次世代新型車の生産も視野に、同社が生産で重視する「SSC(シンプル・スリム・コンパクト)」を一層進化させる。高品質な小型車の生産に加えて、CO2の排出削減など環境にも配慮した工場とする。従業員の働きやすさの向上や、負荷の変動への柔軟な対応にも取り組む。
トヨタの完全子会社になるダイハツ、TNGAならぬ「DNGA」で小型車開発を強化
ダイハツ工業は、2016年8月にトヨタ自動車の完全子会社となることに向けた組織改正を実施すると発表した。従来の機能ごとの本部制を廃して4つのユニットを置き、TNGA(Toyota New Global Architecture)ならぬ「DNGA」というクルマづくりを推し進める。ダイハツブランドの進化とトヨタグループの小型車強化を両立する体制とする。